エンターテナー?
僕は小学6年生の時にプロレスの世界にはまりました。初めは王道プロレスのジャイアント馬場率いる全日本プロレスの大会を生で観戦をして刺激を受けてそれからテレビでワールドプロレスリングを見て新日本に流れてきた感じです。
今までヒーロー戦隊のテレビを見ても悪の方には全然興味はなかったのですがプロレスを見だして初めて悪役に対してカッコイイと言う感情が芽生えました。その悪役をプロレス界ではヒールと呼ばれています。
僕がプロレスを見だしてからヒールという存在を引っ張ってきたのが蝶野正洋でした。
当時の新日本は蝶野がヒールターンをして間もない時期で「狼軍団」と言うチームを天山広吉 ヒロ斎藤と3人で組んでいました。
それから狼軍団は世界のハルクホーガンが作ったヒールユニットのnwoと合体して勢力拡大をしました。それからnwoブームが世の中に起こりました。その後蝶野が武藤にnwoを支配され追い出されT2000と言うユニットを作りました。
ヒールがカッコイイと思ったのは勝つためには手段を選ばないところやいろんな人を巻き込んで会場を盛り上げるとこ。何より最後に負ける時の負けっぷりが好きでした。
中学生だった僕は当時はそんなに深くは考えてなかったですが、最後の最後までいろんな仕掛けをして相手を追い込んでいきそして会場を盛り上げるヒールレスラーこそ最高のエンターテナーだと思っています。
今の新日本は本隊以外はヒールレスラーと言う事になってますが僕の中では何か違う気がしてます。
これから先プロレス界の盛り上げ方は色々あると思いますがヒールというのは絶対に必要です。
なので本当の悪役が出来るレスラーがヒールと名乗って欲しいです。
嫌われ者
CHAOSのジェイ・ホワイト 邪道外道と電撃合流したバレットクラブOG。
ジェイ・ホワイトは凱旋帰国してから常にブーイングを浴び続けていました。
当初はオカダのようにケニーのライバルとして売り出していくのかと思っていました。当然ベビーフェイスとして。そしてCHAOSへ加入しました。
しかしどの会場であってもブーイングが起こるという内容でした。どこか嫌われ者と言う雰囲気を感じていたのは僕だけだろうか?
そして真夏の祭典G1クライマックスが開幕してさらにブーイングの嵐が止まらなくなりました。そのG1で他にもブーイングをもらっていたのがバレットクラブOGの2人タマトンガとバッドラックファレでした。
この時点でジェイがオカダをなんらかの形で裏切るのかと言う予想はなんとなくイメージできました。しかしそれが同じようなブーイングを浴びていたバレットクラブOGと合体すると言う展開は本当に想像を超える展開でした。
以前のブログで書いたような僕が本当に求めていた悪。ここに誕生した気がします。しかもまだ序章に過ぎないのではないのでしょうか。次の大阪大会でさらなる意外な形でメンバー増幅に期待します。僕の中でOGに入って欲しいレスラーも何人かいます。
BCOGがこのままカリスマになっていくように、新日本プロレスが世界で認められるような団体になるようにブーイングを浴び続けて欲しいです。
路頭
先日の両国大会のサプライズの一つIWGPの権利証を掛けた戦い。
一瞬のスキを突いて棚橋がジェイ・ホワイトから勝利を掴みました。
僕の予想は見事に外れました。しかしその後の展開は予想に近い感じになりました。
棚橋に暴行を加える所に出てきたのがオカダという展開。この登場の意味がどう言う意味なのかを考えてみました。
この行動で考えられる事の一つは前回の裏切り行為の復讐の為。
もう一つは単純に棚橋の救出の為。
この二つしか思いつきませんでした。
しかし後者の棚橋の救出の為と言うのは何の為に救出するのかイマイチ理由がわかりません。なので今の状況では前者の裏切り行為への復讐という事になります。
しかし見事に返り討ちにあいました。それも見事な展開でサプライズが起こりました。
その後に倒れているオカダに近づいた棚橋が何か声をかけているようにも見えました。
この行動が今後どう影響を及ぼすのか注目していきたいです。
オカダとしては中邑真輔から引き継いだCHAOSを守ると言う使命。
棚橋には新日本プロレスを守ると言う使命があります。
棚橋目線になれば自分の使命を安心して引き継がせられるのはオカダだという風に思ってるのかもしれません。
オカダ目線からすればまだまだ尖った部分があるとは思います。なので棚橋のオカダに対する意識とオカダが棚橋に対する意識の差と言うのはまだまだあるように感じます。
その前にCHAOSの他のメンバーが今回の外道と邪道の行動に対してどうなっていくかによってオカダの考え方に変化が出て来るのでは無いでしょうか。
いずれにしてもこれからの新日本プロレスはオカダをベビーフェイスの中心にしていかないといけないと思います。
それをジェイ・ホワイトという存在を利用して進んで行くようになっていると思います。
CHAOSの今後の動きに注目です。
悪
両国大会が始まるまで1時間を切った時間帯にテンションを上げながらこのブログを書いてます。
今の新日本プロレスには大きく分けて5つのユニットに分かれています。
この中には皆さんご存知スイーツ真壁こと真壁刀義のGBHやタグチJAPANなどのユニットもありますが基本的に本隊と言う事で括らせてもらいます。
二つ目はオカダカズチカ率いるCHAOS。
このユニットは先程出てきた真壁のGBHを裏切った矢野通が今はWWEのスーパースターになった中邑真輔に付いて出来上がったユニットです。なので殆どのメンバーが元GBHのメンバーと言うことになります。そこへ凱旋帰国したオカダやYOSHI-HASHIやROPPONGI3Kが入りオカダが後藤を勧誘して入ったりして勢力拡大してます。
三つ目はバレットクラブ。
このユニットはこれもまた現在WWEで活躍するフィン・ベイラーことプリンスデヴィッドがヒールターンを果たし凱旋帰国したキングファレ改めバッドラックファレと共に築き上げたユニットでどんどん勢力拡大を果たしてきてます。現在のリーダーはケニーオメガです。
四つ目は鈴木軍。
このユニットは名前の通り鈴木みのるがリーダーとして君臨してます。前身は小島聡率いる小島軍ですがそれを鈴木が奪った感じになったユニットです。
このユニットは基本的にあまり人の動きが無いような印象があります。元CHAOSの飯塚高史が矢野通を裏切って鈴木軍に寝返った時は衝撃が走りましたがそれ以外には外国人レスラーやスポット参戦のレスラーが入ってくるイメージがあります。
これはそれまで本隊で戦っていた内藤哲也が不満を抱えメキシコでラソンブラやルーシュが活動していたロス・インゴベルナブレスに入った事がきっかけで出来たユニットです。今ユニットとして一番人気があるのではないかと思います。
今日の新パレハ(メンバー)を楽しみにしているのは僕だけではないはずです。
基本的にはこの5つのユニット同士の争いで盛り上がってきています。
しかし今年に入って違った動きも出てきています。それがユニット内での争いです。バレットクラブに始まりG1あたりからCHAOSの雲行きも怪しくなり。ここに来て鈴木軍も何かあるのではないかと思ってます。
バレットクラブは本日両国でIWGPの3WAYマッチが行われます。この戦いはリーダーのケニーオメガがユニット自体をもっと上に持っていくための戦いだと言う事で行われると思っているので内紛だとは思いませんし実際に仲間割れをしていたCodyとは和解をしたようです。
それをよく思っていないのがバレットクラブ創世記から引っ張って来ているバッドラックファレやGODのバレットクラブOGです。
OGは設立当時のやり方こそがバレットクラブだと主張してます。この争いの意味と今後のOGの動きに注目です。
それとCHAOS。
これは先日のブログにもちょっとだけ書きましたが今年の初めにCHAOS入りしたジェイホワイトが先日の神戸大会でオカダに裏切り行為をしてそれを裏で操っていた外道と言う図式は何となくわかってきた感じです。今日の権利証の戦いの後に本格的にこの争いが進んでいくのではと思ってます。
最後に鈴木軍。
このユニットにも何か不穏な動きがありそうな気配がしてきました。それがTAKAとタイチのツイッターです。
そうだな
— タイチ (@taichi0319) 2018年10月6日
そうだよな
何事も
踏み出す勇気が大事だよな https://t.co/OondgcAEM0
基本的に何をやらかして来るかわからないユニットですが鈴木みのるの色が強すぎるユニットな感じもするだけにヘビーに転向してベルトを戴冠したタイチが何かやらかしてくれる期待を持ってます。
最近の新日本プロレスを見ていたら本隊以外はヒールユニットと言うことであるはずですが何となくそれが薄れていっている気もします。それはSNSの普及によりファンとの距離を縮めて来ている世の中の流れがある為になかなかヒール色を出すのも難しくなっているとは思います。
がしかし、プロレスにはヒールは必要です。
昔あったnwoは僕は今でも大好きです。あの時みたいに圧倒的な悪を生み出して欲しいのが本音です。
この各ユニットの内紛が今後世界を見ている新日本プロレスの展開のターニングポイントになる重大な事件が起こるように楽しみにしてます。